2024/03/ 1

スタッフレビュー 【シマノプロ ステルス】

本日ご紹介させていただく商品は「サドル」です。

自転車と身体が接する部分なので、使用感は重要視され、より快適なサドルをお探しの方も多いのではないでしょうか?

サドルは万人に合うものはありません(それがあれば苦労しない)

人によって骨盤の幅も違いますし、身体の柔軟性によっても感じ方が変わります。

柔らかく、クッション性の高いサドルが良いかと聞かれれば、そうとも言い切れません。

自転車に乗る服装には、予めパッドを仕込む事が多いので、サドル側に特別クッション性が必要なわけでもないのです。

大きな誤解があるかもしれませんが、サドルはクッションでは無く、しなることによって衝撃を吸収します。

カチカチの硬い一枚板のようでも、体重を乗せることでたわみができ、それが衝撃を緩和し、骨盤を安定させます。

私が愛用しているサドルは「SHIMANO Pro Stealth」シリーズです!

このサドルがでてきた頃は、ちょうど「ショートノーズ」と呼ばれる、通常よりも短く幅の広いサドルが人気になる頃でした。

それまでのサドルは先端が細く、前後に長いため、バイクの上での重心移動が可能でした。

ショートノーズは1ヵ所に骨盤を収めるため、ペダリングが安定しやすく、パワーを込めたペダリングがしやすくなります。

同時に移動が制限されるため、局所的に圧迫される箇所があります。

特に尿道をしっかり圧迫してしまうので、ライド後に辛い思いをされた方もおられるのではないでしょうか?

そんな問題を解決するために、ショートノーズのサドルは中央部分がくり抜かれています。

メーカーによって穴の大きさは様々ですが、「シマノプロ ステルス」はかなり大きく開口しています。

開口することによって強度が落ちるのですが、ベースにブリッジを設けることで強度を確保しています。

そしてこの大きな開口部により、より深い前傾姿勢をとることが可能となりました。

安定したパワー系のペダリングと、空気抵抗を抑える深い前傾姿勢は、乗車速度を大きく向上してくれました。

見た目もシンプルでバイクのイメージを引き締めてくれます(最初はちんちくりんなサドルだと思っていました)

そんな「シマノプロ ステルス」シリーズが、一昨年(2021年)にリニューアルいたしました!

ロゴはその名に相応しく「ステルスカラー」となり、より先鋭なイメージです!

形も丸みを帯びた先代から、より攻撃的なイメージへと進化しています。

ベースはカーボンFRPで、軽量でも強度が高く、適度なしなりを生み出します。

座面も以前はワンピースタイプでしたが、今回のモデルは分割されています(軽量化のため?)

裏面も変更があり、新型は肉抜きされていました。

またブリッジの部分の本数が新型では増えています(旧モデルは2本、新型は3本)

これにより、余計なしなりが少なくなっております。

ファブリックも新型はアンチスリップが効いているような気がします(前モデルはツルツルでした)(薄く削れた?)

乗り込めば馴染むかもしれませんが、旧型の方が乗りやすいです。強度は確実に上がっています。

劇的な進化はないものの、確実にマイナーアップデートが加えられ、使いやすさは向上しているでしょう。

最後にこのサドルが向いている乗り方ですが…

新型はレースでタイムを狙う人に向いていると思います。

なのでゆったりサドルに腰を据えて乗るようなポタリングでは少し強度が高すぎる?

ペダリングパワーのロスを極力少なくして、前傾姿勢でガシガシ乗る人にこそオススメです!

レベルアップを狙っている人のカスタムにはちょうど良いのではないでしょうか?

サドルやお尻の痛みでお困りのことがあればビワイチバイクまでご相談ください!